2007年7月24日

モスクワを掌中に


7月8日 朝8時過ぎに安ホテルを出発し、カザン、モスクワ方面に車を向ける。モスクワがターゲットに入ってきたが、相変わらず道路は良くなったり、でこぼこの舗装になったりを繰り返す。しかし、全般的には快適に走れるハイウエーが多くなる。でも、バイパスの無い大きな町に入ると、市内をぐるぐる回され、標識をうっかり見落としたりすると、まったく違う方向に行ってしまうから厄介。今回立ち寄ったイルクーツクやエカテリンブルグなどの大きな町に一旦入ると行き先表示がわからない為市内から脱出するだけでも大変だ。
それから関所と言ったほうが当たりかも知れないポリスコントロール。ロシア人とて例外ではなく、すべての車が減速し、時には一時停止し、警官の判断を仰ぐ、なるべく警官の目に触れないように、不審な動作をしないように走るのだが、パジェロのナンバーは形が違うので目立ってしまう。これまで何度か停止命令を受けたが何事も無く通過してきたので、もうここまで来ると、決して気分は良くないものの慣れてしまって、ポリスコントロールがあってもあまり気にならず、パスできる事が当前というような気構えになってくる。
それよりも、ロシア人ドライバーの早いこと早いこと。ポリスコントロールを抜けた瞬間からフルスピードでかっ飛んで行く。追い越し禁止もなんのその。だが、あちこちでパトカーが張っていて、運の悪いやつは結構捕まっている。待つ事を全く苦にしないロシア人がなぜこんなに急ぐのか不思議でならない。これまでの抑圧の反動か?

この日、途中で車の入って行ける沼を見つけ、あまりにひどく汚れすぎていたパジェロを洗った。ウランバートル以来2度目。また朝からとても暑い日だったが、まだまだ明るい夕方から雷雲がたち込め突然の雨と雷、できるだけモスクワ方面に近づこうと考えていたが、早めにモーテルを見つけ宿泊。

アジアからヨーロッパに入ると所々に麦の穀草地帯が見えてきて、ロシアの景色もこれまでとは若干違ってきた、ロシアの西部はやはりヨーロッパなんだと思うようになる。

ヨーロッパに入ってからも植生はそれほど変わっていないが、シベリアの大地を延々走りながら、写る景色を眺めていて、これまでは世界で一番多い木は松だど思っていたが、、いつまでも耐えない白樺が断突に一番ではないかと思い直す。ただの雑木に過ぎない白樺は暖房用に燃やされるとの事で相当数切られてしまっているようだが、まだまだ無限に近いほどありそうだ。
面白いのは松と白樺とナナカマドが同居して生えていることと、巨大な白樺の幹が松のようになっているのには驚かされる、多きいものは幹の直径が1m以上もある。