認知症老人の介護兼主夫業、どちらかと言えば自宅滞在型怠惰生活による食べすぎで、この数ヶ月でメタボ度指数が5段階ほど増した。その為、体の動きがだいぶ鈍くなり、これは直ぐにでもエクササイズをする必要があると自覚したのであった。
昨日までの冷たい北風はどこかに行ってしまい、朝から春のように暖かい。今日は正にサイクリング日和だ。思い立ったらじっとしていられない私。犬の散歩は5分で切り上げ、出発準備。スタートは11時と遅かったものの、いつもの印旛沼サイクルロード、オランダ風車のある広場に直行。稲毛海岸まで往復とも考えたが、北側の駐車場に車を止めたこともあり、何も考えずに5km先のナウマン象の親子像のある北方向にハンドルを向ける。おやおや。

平日とあってサイクルロードに人は少ないが、いつものように三脚にスコープを付けたバードウォッチャーやカメラに大砲を取り付けたバードハンターが何人も獲物を狙っていた。まあ、そういった人達のほとんどは、裕福そうなリタイヤ組であると理解できる。
自分は鳥に関して詳しくはないが、水辺にはバンらしき鳥が泳いでいる。シベリアあたりからこの印旛沼へ越冬に来る渡り鳥や珍しい水鳥でもいるのだろう!そんな事を考えながら走っているうち、まだ行った事が無い利根川まで行っちゃおうっかなーって気になってしまった。せいぜい片道20kmぐらいだろう。

ナウマン象ポイントをそそくさと通り過ぎ(写真をパチリ)、中央水路を抜けると成田新幹線の工事現場にさしかかる。完成後本当に新幹線が通るかどうかは不明だが、何年か後には成田空港から都心まで第三の鉄道が開通する事は間違いない。印旛沼は干拓によって二分され、南部と北部が中央水路で結ばれている。この辺りまで来ると、成田空港に着陸する飛行機やニュータウンのビルが見えてくる。印旛沼サイクルロードは残り5km余り。終点からつながる交通量の少ない細い一般道をさらにチョロチョロ進んで行くと、そろそろかなと思う頃、待望の利根川の堤防が見えてくる。



千葉県印旛郡栄町を流れる利根川の川幅はさほど広くはない。スタート地点からここまで1時間。利根川サイクルロードを上流に向かうか下流に向かうかかは到着前から決めていた。今回は銚子方面に1時間ぐらい走るぞと。
しかし、成田方面に向かって5kmほど行ったところで、突然舗装が切れてしまった。道はずっと続いているがしばらく行っても砂利と草地のまま。ロードバイクではちょっと厳しそうなので引き返す。この辺は今日が南風とあって、成田空港に進入する飛行機が着陸態勢に入り、高度を下げながら数珠繋ぎで飛んで来るから結構壮観な場所だ。
利根川に出た所まで引き返し、今度は上流にペダルを漕ぐ。千葉県我孫子市と茨城県龍ヶ崎市を結ぶ橋の所でサイクルロードがいったん途切れたので、ここで戻る事にした。利根川ですれ違った自転車は5台だけ、散歩をする人も見かけたがガラガラだった。
スローペースで走ったにもかかわらず、体はヘトヘト、足はガタガタ、腹がすきすき。持っていったペットボトルのお茶とおにぎりはすでに消費済みだったし、コンビニの看板を見たとたん耐え切れずに飛び込んで、パンと甘いコーヒーを調達。やはり食料は多めに持つべきである。反省。


帰り道で年老いた風のペリカンに遭遇した。近くにいた人に尋ねると、7・8年前から居付いていて、餌を与えているから人間にも慣れているそうだ。この先には黒猫が待ち構えているかもしれない。
まだ陽が高かったから残りの行程はのんびり走った。
今日はソロ走行だったが、それなりに楽しむ事ができた。走行距離は75kmぐらいかな?
サイクリングが終わって車で家に戻る途中、飲食店を営む友達のところに寄ったら、飲み物や食べ物をたくさん出されてしまった。断る理由も無いので遠慮なくご馳走になった。
いったい今日のエクササイズは何だったんだろう?