キャンプ場のオープン準備に集まってくれた仲間が帰った翌日の月曜日、朝6時半起床!
週末の飲み過ぎと寝不足がたたり、早めにダウンしたせいか、おのずと早く目覚めた。
朝食を済ませたあと、前日から温泉ライターのIさんより「入れます」と、情報をもらっている、金山町にある大塩温泉の季節限定露天風呂を目指し、S氏と共に期待に胸躍らせながら1時間の道のりを行く。時々右足のつま先を、マニュアルデミオのブレーキペダルへ、かかとをアクセルへ同時に乗せつつ? 只見川に合流する伊那川の流れや雪を被った浅草岳を眺めながら快走。
雪融けのこの時期だけしか噴出しない、正に限定露天風呂。ここは民宿『たつみ荘』さんが管理をしており、温泉愛好家には有名な場所。しかも、隣の共同浴場と同じく、炭酸を含むソーダ温泉。
7時半に到着し、『たつみ荘』の女将さんに露天風呂に入りたい旨を伝え、案内してもらうと、すでに民宿泊の二人が入浴中。脱衣場も無い只見川の土手の中腹にあって絶景、しかも陽が昇って青空、柳の枝にはメジロ(ウグイス)が戯れている。まだ数えられるほどの花びらしか付けてない、すぐそばにある桜が満開だったら申し分なかったなぁ、と思うのは贅沢か?
湯温はややぬるめで、長く浸っているにはちょうど良い。あー満足、満足!
3時間以上の超長湯をしている間、延べ10人ほどが悦に入っている。また、人懐こい『たつみ荘』のご主人が湯船の掃除にやって来た際、居合わせた者達で世間話をしながら手伝ったりもして、季節限定の秘湯を十分過ぎるほど堪能してしまった。ちなみに前日の晩に居合わせた人は、満月を拝みながらの温泉浴に、皆感無量だったそうだ。
以前にも紹介したが、この温泉の近くには炭酸の湧き出る井戸があって、誰でも汲むことができる。水量の多いこの時期は、有名な『ペリエ』のようなマイルドな炭酸水を飲む事ができる。
『たつみ荘』H/P中の"店主の日記"には、逐一この界隈の情報が入力される。
温泉に入ったあとは・・・当然仕事、かな?・・・ん~ん、今日は休もう!・・・運動しよう! ってな事なら『バイキングー』("Biking" not Viking not Buffet)。
帰りがけ車を停め、川面に映る会津のマッターホルンをじっくりと観察して、定休日で閉まっていた『美好食堂』を横目にキャンプ場へ戻り、昼食をとった。
食後の休憩もそこそこに出発準備、行き先は、二人で決めていた桧枝岐!大規模林道はまだ通行不能故、木賊街道を下る。
往復で約70kmあるからバテないようにゆっくりペースを維持し、時たま休憩を取りながらのメタボ解消サイクリング。伊那から桧枝岐、尾瀬方面へは桧枝岐川沿いにだらだらと登りが続くので、人生半ばを過ぎた(ばかりの)我々にはややハード。サイクリングというよりも、バイキングと言った方が(聞こえるニュアンスは)妥当かもしれない。それでも、"登りはつらい"なんて弱音は吐きませんぞえ。
足にはハードながら、口ずさむメロディーは、
♪アライグマママママママママ、マントヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、ヒトコブラクダダダダダダダダダ、ックスフンドドドドドドドドド・・・・♪
ってなもんで、気分は軽快!と、言えなくも無い。
テレビコマーシャルの印象が強かったのかどうか、ペダルを漕いでいる間中、ずっと頭から離れない。この曲には『しりとりロックンロール』という横浜銀蝿の元歌があり、それをアレンジした『 いっしょに笑う。いまが好き。』というタイトルがついているそうな。
最後のスノーシェッドを過ぎた辺りから、グッと気温が下がってきて空気が冷たい。山あいの雪もやや多い感じだし、やはり桧枝岐は寒い地区なんだと、あらためて思う。
どこでUターンしてもいいのだが、ここまで来たら「燧ケ岳の見える場所まで行っちゃおう」ってことで、地元の人に尋ねたら、「今日は曇っていて頂上はみえないけど、燧はミニ尾瀬公園の橋を渡ればみえるかな?」と言われ、ミニ尾瀬公園へ。
駐車場の除雪作業をしている人に許可をもらって、半開きの扉を通りぬけ、橋を渡って、川の上流に目をやると、ジャーン!燧ケ岳が見えましたー!
一応この地点で目的を達成した我々二人は、疲れた顔も浮かべず、来た道を逆方向に下り始める。最後に木賊街道という登りが待っているものの、充実のバイキングであった。
Sさん、また行こうよ!!