2006年10月13日

炭酸泉


気象庁が台風から変わった低気圧だと、最後まで言い張っていたその「低気圧」のもたらした雨と突風の中、山形名物、"いも煮会"のイベントがシルクバレーで催された。

過去のデータから見ると、晴れる確率がとても高いはずの"体育の日"の連休、ダブル台風の接近で予報は傘マーク。今回は珍しく予報が当たってしまい、"木賊マジック"とはいかなかった。初日お天気雨、"いも煮会"の中日は嵐、さすがに最終日は晴れてポカポカ陽気となったが連休としては悪天候。
しかしながら、"いも煮会"には三十数名が集まってくれた。その他のお客さんを入れると50名は越える。テントが浸水して何もかもビショビショになった人、タープのポールがグニャグニャになっちゃってもその下で陽気にワイワイやっている人、まったくめげないでいる。我ながらここはとんでもないキャンプ場だと思う。ここに来る常連さん他、お客さん達を誇りに思う。
天気の事はさておき、前回の"おでん鍋"、今回の"いも煮会"、来月の"新そば大会+きりたんぽ鍋"とお願いすれば心良く引き受けてくれる常連さんにはいくら感謝してもしきれない思いだ。

イベントの済んだ連休の翌日、長瀬君と2人で只見の「美好食堂」へソースカツ丼を食べにまた行ってしまった。最初、タンメンを食べようかと思っていたのだが、この日は暖かかったし汗をかきたくなかったせいもあり注文は自然にソースカツ丼。やはり薄焼き卵とスパイスの効いた甘いソースが絶妙である。この次はぜったいタンメン。
その後、金山町の滝沢温泉「松の湯」で温泉を堪能し、その先の大塩で炭酸の湧き出る井戸で炭酸水を汲み帰還。
「松の湯」は民宿でありながら、おかみさんが笑顔で迎え入れてくれ、豊富に湧き出る温泉はたったの100円、お湯はやさしく温度も適度、誰も来ないし貸し切り状態、絶対オススメ。
炭酸の井戸は夏に行った前回と違い手で汲み取れるほど水量が豊富。しかもマイルド、旨かった。この炭酸泉の近くには炭酸を含んだお湯の出る「大塩温泉」もあってなかなかいい所。

なんかタイトルとはかけ離れた紀行文になってしまったようだ。

2006年10月6日

ルアー(lure)


うちのキャンプ場には釣り名人と言われる人がたくさん来る。

中には漁師ではないかと思うくらい大量のイワナを釣ってくる人もいる。
まあ、食べる方では相当恩恵に与かっているから、その事についてはあーだこーだと、ごちゃごちゃ言わない事にしている。
その私、渓流釣りはど素人、いままでイワナを一匹だけ釣ったとだけ言っておこう。何度か竿を出した事はあっても、川の中で転び、ずぶ濡れになったとか、いい思い出は一切無い。
ところがである。初めて釣りにやって来たお客さんに「釣れますか?」とか聞かれた事に対しては、もっともらしい事をベテランぶってお答えする。しかし、すべて名人達から聞いた話を、さも自分の実体験であるかのごとく語ってしまう嘘つきである。以前に海釣り(投げ釣りがメイン)をやっていた経験から、多少の知識があるので、ばれない程度にほどほどに、まあ正直に話してしまう事も稀にあるのだが、やや心苦しい。

釣りがスポーツフィッシングとして定着してからというもの、このあたりでもルアーやフライでの釣り方が増えてきてはいるが、ほとんどの人がエサ釣りである。当然のごとく名人達もエサ釣りだ。でもって名人に話は戻るが、先日名人M原さんからルアー釣り用のルアー(スプーンとかミノーとかジグとか言う魚を誘う疑似餌)をいただいた。
これもシベリア横断に関係するのだが、魚影の濃いシベリアとモンゴルで「食料用に釣りをしてみたい」とM原さんに話したら、「前にルアー釣りもやった事があって、使ってないし、今持っているからあげるよ!」と言われ、ひとつ返事で「ありがとうございます」と言っていだだいた。目を閉じると、すでにルアー竿を振っている自分が見えた。

このM原さんと相方の名人T中さんの二人は会津地区の釣り場が禁漁になると丹沢方面の釣り場に行っていると言う。そこには、堰があって大きなイワナがたくさん生息しているらしい。その場所へ連れて行ってもらう約束をした。もちろんルアーフィッシングの練習の為である。とりあえず持っている道具で挑戦しようと思うが、うまくいったら本気で取り組みたいな。

その昔、開高健が大陸の大物に挑む内容の著書を読んだことがある。その時、もう20数年になるかな?行ってみたいなーと思った場所のひとつがモンゴルだった。
ふとしたことからも夢はどんどん広がっていく。

2006年10月3日

スモークフィルム


ひと月ほど前から、パジェロのリアウインドーに車内が見にくくなるフィルムを貼ろうかと計画していた。

キャンピングカー仕様とまではいかないが、フロントシートを倒せば、幅1,4m、長さ2mの平らなベッドになるよう、有り合わせの木材でマイパジェロに加工を施した(完全に改造が終わった訳ではない)。もちろん、シベリア横断仕様である。ベッドの下は荷物室、一部はテーブルになる(テーブルの足は以前パウルスが置いていった物)。まあ、屋根にはシンちゃんから頂いたジェットバッグがあるから、荷物は結構積めるだろう。私も相棒の杉もお金をかけるのは必要最小限、あるもので間に合わせる、工夫する、もらうetc、そういう主義。車に関しても同様である。
テントも持っていくつもりではいるが、車中心になるだろうから、男2人が狭い車でずっと添い寝?ん〜ん....
それはさておき、っつー事は多少のプライバシー確保って事で、カーテンもしくは車内の見えないスモークフィルムが必要な訳だ。そこで、安くあげるにはフィルム!

ホームセンターで可視光線透過率5パーセントなる安物のフィルムを買って早半月が経ち、いつやろうかと思っていた矢先、先週の事、横浜からやって来たN君(銀四郎君とも言う)。某所でシステム関係の仕事をする傍らいろんな事をやっている。話をしてみると、自分の車を含めて何台もフィルムを貼った事があるそうだ。昨年はパジェロの雨漏りの原因を追及してくれた言わばエンジニア。フッフッフ・・・ほんでもって、お願いしてみちゃった・・・・彼は心良く引き受けてくれた♪

N君曰く、「安いフィルムだとうまく貼れないかも知れませんよ! しかも、1、2年保てば良い方ですよ!」そこで私はすかさず「さすけね! 自分でやったら多分しわしわ、1年保てば十分です!」と。
まともなフィルムは工賃込みで5万円ぐらいかかるそうである。って事はエーッ2、3万円? 私が用意したフィルムはわずか千円ちょっと、工賃無し。私は調子のいいずるいヤツだ。

さすがN君手際が良い、でも想像していた以上に多量の石鹸水を使う。やはり自分でやっていたら失敗していたに違いない。
この車は新車登録から11年も経過しており、いくら掃除をしてもガラスの表面は小さな傷と汚れででこぼこである。それでもN君は、時間をかけ1日がかりで丁寧にやってくれた。
多分本人にとっての出来映えは不満だろうが、私としては大満足! N君ありがとう!!!

N君が帰る土曜日の朝、杉が現れた。車を見た杉にもだんだん大陸が近づいて来たに違いない。